【何を基準に選ぶの?】太陽光発電の業者選びで失敗しない方法
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現在進行形でマイホームに太陽光パネルの設置を考えています。
太陽光パネルの訪問販売業者が訪問された事をきっかけに、3社から見積もりをとり将来的に設置を考えています。
前回のブログで記述していますが、パナソニック、京セラ、三菱電機を取り扱うそれぞれの業者から各メーカーのメリット&デメリットを教えてもらいました。
では今回は実際に設置をお願いする業者はどんな業者がいいのか考えました。
誰しもが理想とする設置業者のイメージが、
- 安い金額で引き受けてくれる
- 手抜き工事をしない
- アフターサービスが充実している
この3つが重要なポイントだと考えます。
しかし、どの業者ももちろん仕事が欲しいし、儲けもいっぱい欲しい。
「当社は安心丁寧!それでいて他の業者よりも安くできますよ!!」
当たり前ですが、どの業者もステキな笑顔で同じ事を言います。
では、その中で良心的な業者を見極めるコツを考えていきましょう。
そもそも設置するタイミングは?
マイホームに太陽光を設置する時期は大きくわけると2パターンあります。
一つ目は『新築時に一緒に設置する』パターン。
もう一つは『後から設置する』パターンです。
新築時に一緒に設置するメリット
◎ 見た目が美しい
屋根そのものがすべて太陽光パネルになっていたり、限りなく違和感がなく設置が可能。
◎ ハウスメーカーが間に入る安心感
ハウスメーカーの下請け業者が設置を行うことになるので、ヘタな工事やごまかしが不可能になります。もちろん何か不備があればハウスメーカーに言えば対応してくれます。
デメリットは??
✖ 選べるメーカーが少ない
ハウスメーカーにとって都合のいい太陽光メーカー(機種)をおすすめされます。
✖ コストが上乗せされる
ハウスメーカーにもバックマージンが入る金額に設定されるので少なからず通常の金額よりは上乗せさせられる可能性があります。
ただ何かクレームがあればハウスメーカーが対応してくれる「保険料」だと考えればいいかもしれません。
後から設置するメリット
◎自分でメーカーが選べる
太陽光パネルのメーカー、また設置業者を選ぶことができます。
より多くの業者から見積もりを出してもらい、その中から自分が気に入った条件で設置することが可能です。
◎コストが下げれる
関係する人の数が減るのでハウスメーカーを挟むよりも見積もり金額が低くなります。
デメリットは??
✖ 雨漏りがあったときの対応
可能性は低いものの雨漏りする恐れはあります。
その際は太陽光設置業者が対応になるのか、ハウスメーカーの対応になるのかが曖昧になります。
つまりどちらも「自分たちの施工が原因ではない。」となる可能性は否定できません。
✖ 施工業者が倒産する可能性
よくある事例のようですが、契約後に倒産してしまうとどうしようもありません。
設置した後の故障やクレームの対応をしてくれる業者がなくなってしまったら保証もなにもない。
ある程度、その業者の実績や規模を把握して見極める必要があります。
もちろんこの話はハウスメーカーにも同じことが言えます。
保証の大切さ
太陽光パネルに関しては手厚い保証がとても重要です。
取り付けた太陽光パネルを20年、30年後も使用することになります。
よく言われる機器の寿命は、パネルが30年、パワコンが10年と言われています。
国内メーカーの太陽光パネルは平均するとパネルは20年、パワコンは10年の品質保証があります。
では設置業者の保証はどうでしょう??
何かトラブルがあった際はしっかり対応をしてくれるでしょうか。
もしかしたら、台風でパネルが外れるかもしれません。
少しずつネジが緩んでくるかもしれません。
鳥や蜂が巣を作るかもしれません。
困った時にすぐに対応をしてくれる業者に見極めましょう。
業者選びで後悔するときって、困ったときに味方になってくれなかったときです。
メーカー保証だけではなく設置に対する補償はありますか?
工事保証・自然災害補償・発電補償・出張サービスがあるか確認しましょう。
最後の決め手はやはり金額
なんだかんだ言っても最後は見積もりの金額次第。
設置業者もやっぱり商売なので、たくさん儲けを出さないといけません。
「うちは広告を出さないのでコストが削減できて他社さんより安くできるんですよ!」
「見積もり金額は限界ギリギリの一発勝負!これ以上おまけは出来ません。」
言葉たくみな営業トークで『当社は安いですよ』アピールをしてきます。
ちなみにどんな言い方をされても、さらに値下げが可能な確率は100%です。
数社の見積もりをとり、金額の比較をしながら値下げをしてもらいましょう。
お断りをする業者には見積もりを出してくれた事に感謝して丁寧に謝りましょう。
今はネットでも簡単に複数社の見積もりが出せるので、参考までにネットで調査するのもありだと思います。
※太陽光のネット見積もりはコチラから。
どうしても契約が必要な業者であれば、さらに値下げした金額を提示してきます。
あまりやりすぎな値下げ交渉は手抜き工事の原因にもなりかねないので、常識の範囲内で上手に交渉しましょう。
言葉たくみに即日契約をさせようとする業者もいます。
絶対に辞めましょう、危険です。
「これが当社のルールなので」など言われますが、丁寧にお断りすればこちらが有利になる提案をしてくれます。
太陽光パネル設置に関して、かかってくる費用を簡単に分けるとコチラ。
当たり前ですが、ハウスメーカーが間に入ると中間マージンがかかります。
割引が大きなるかわりにハウスメーカーにも少しインセンティブが発生します。
しかしハウスメーカーが間に入ることによってメリットも多いです。
自分にとってメリットを多く感じる業者を探しましょう。
いくらまで値下げできるの??
実際にあったケースです。
A社の営業トークは、
- 設置する職人が営業もやっています
(営業マンを設けていないので人件費がかからない) - 初めから底値で見積もりを出します。そのかわり一発で契約してください
- 今回は特別にモニター価格にするので確実に他社よりも安い
このような内容でした。
実際にすごくいい業者さんで実績、保証ともに素晴らしいものでした。
しかし、品質のよい太陽光パネルを使用しているので金額が少し高めでした。
お金の予算さえあればその業者に頼みたかったです。
結果的にお断りしたのですが、
「あと20万円安くできます!!」
最後にそんなことを言われたんですが、、、
いや、めっちゃ値下げできるじゃん。
きっともう少し値下げできるんじゃないかと思います。
いったいどれだけ値下げできるんでしょうね(汗)
太陽光パネルの仕入れ値や儲けの金額は、あまり深く知らないほうがいいかもしれないですね。
まとめ
太陽光発電の業者を失敗せずに選ぶコツ。
それは『保証』と『金額』です。
20~30年もの間、マイホームの屋根に設置した状態になるので保証はとても大事です。
大きな投資のもとを取らなくてはいけないので初期投資の金額もとても大事です。
いろんな業者から見積もりを取るのはとても手間がかかります。
太陽光発電についてわからない事だらけなので、なるべく早めに決めてしまいたいです。
ですが、信頼できる人(業者)にたどり着くまで頑張りましょう。
一番安い業者がいいわけではありません。
自分の投資を安心して任せられる業者を探しましょう。